田中先生のシアトル留学日記③【演劇編】
こんにちは。友塾英語担当 田中隆祐です。
今回は、前々回のブログで紹介した授業のうち、
“English Through Drama” を紹介します。
件のトムクルーズとドナルドトランプの演劇。ついに本番の日を迎えました。
観衆の前に立った瞬間、割れんばかりの拍手を受けました。まだ何もしてないのに。
最初はかなり緊張していましたが、至って順調でした。途中までは。
半分くらい進んだところで、突然相方の女の子が”Oh,my God!!”と言い出しました。
「おおう?そんなん台本にあったっけ?え?え?」とびっくりの田中。
なんとその女の子、セリフを忘れてパニックになってしまっていたのです。
でも韓国語でパニックになっても誰も分からないので、狼狽えるときだって英語です。
気づいた観客からは彼女を応援すべく、「사란헤요(サランヘヨ!)」の大合唱。
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が完全試合を達成した時のような歓声でした。
なんとかセリフも思い出せまして、暖かいスタンディングオベーションとともに、
我々の寸劇は幕を閉じました。
この壮絶な演劇の後は、先生が脚本を務めたStar Warsの劇をクラス全員でやりました。
授業中にキャストを決定し、練習していきます。
私はLuke Skywalkerの役を務めました。上記の写真のような感じです。ライトセイバーは手作り。
後ろの銀色の帽子をかぶった青年は、C3-PO役です。本当は金色ですけど塗る時間がなかったんだとか。
他のクラスの生徒たち、そして各クラスの先生たちも観客として見にきてくれました。
会場は大盛り上がり。皆さんからは「日本人はシャイな子ばっかりだと思ってたけど、君は全くそんなことないね!素晴らしい演技だったよ!」とお褒めの言葉を頂きました。
ちなみに私のセリフは1つだけ。“I don’t want to come here, Father! ”です。
これをSPたち(私の後ろで銃を持つ2人)に両手を取られて暴れながら入室し、セリフを叫びました。
ドラマクラスですからね。それくらい本気の演技なのよ。私のクラスの授業でも導入しよう。
というわけで今回のブログは終了です。次回も読んでください。
感想もお待ちしております。