国語の読解が苦手なお子様のご自宅でのトレーニング法 ~音読のすすめ3(実践編)~
友塾のブログをお読みくださりありがとうございます。
2回に渡り音読をすれば読解力が上がることをお伝えしました。
音読をご自宅でトレーニングをすれば読解力は十分身につけることが出来ます。
今回は自宅での読解力を上げる音読トレーニング方法をご紹介します。
1.塾の国語の授業で扱った文章を使う。
本人が読みたいと思う文章があればそれがいいのですが、
読解が苦手な人の場合なかなかそういう本が見つかりにくいと思うので、
塾のテキストを使うことをおすすめします。
一度授業で読んでいるので初めての文章より取っ付きやすく、
もしわからなかった時
「あれ?塾でやったはずなのに」とあきらめる前に、
思い出そうとする気持ちが起きやすいのがポイントです。
「塾の授業を復習した」という充実感が得られることも
モチベーションアップにつながるでしょう
2.音読させる(5~10分)
音読することで文章に集中することが出来ます。
保護者にとっては事前に文章を読んでいなくても、
音読を聞いていれば家事をしながらでも
指導できるのもいい点です。
ただ、前にお伝えしたとおり、
しばらくは、間違い、読み飛ばしが
多いはずですので、保護者の方も本文のコピーを
手元において一緒にチェックされることを
おすすめします。
この時に文章の区切りや漢字の読みが間違っている時は
気付く時点で訂正してあげて下さい。
正しい読み方を言い直すステップが大切です。
3.この文章を書いた筆者が一番言いたいことは何か?物語文ならあらすじをお子様に言わせて見て下さい。
保護者の方がヒントを出しながらでも、
またひと通り言葉に出すことが大切です。
保護者の方が解説をしていても「本人に通じてないかな」という場合も多いでしょう。
それでも説明してあげる機会を積み重ねていくことで、
次第に理解できるようになっていきます。
余裕があれば、訂正・解説を踏まえて、再度言い直しをしてみると良いでしょう。
その場合
「1回目より○○の点が言えていたからわかりやすくなったよ」と締めくくるのが、
またやろうとお子様のモチベーションアップになります。
ちなみに塾の国語の授業はそのクラスの
下位層の人ベースでは進みません。
ですから、ご本人に合った解説を
してあげられるのは保護者の方だけなのです。
是非、読解が苦手なお子様でしたら、お自宅で試して見て下さい。
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