友塾ブログ【川西市水明台の学習塾】

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【単語帳のリストだけを見ていませんか?】長文読解で使える単語力養成

こんにちは。友塾英語担当の田中隆祐です。

 

皆さんは単語帳の学習の際、どのように進めていますか?

「単語のリストのページを見て、日本語を隠して意味が言えるか確認」

このように勉強している人、多いんじゃないでしょうか。

そのやり方だと、確かに単語の意味だけを聞かれたらすぐに答えられるかもしれません。

しかし、そのような形で入試に出題されることはほぼないといってよいでしょう。

実際に語彙力が問われる場面を考えてください。そうです、長文読解ですよね。

では、どのように単語を勉強するべきなのでしょうか?

 

我々友塾がオススメする勉強法は、「文章の中で実際にどう使われているかを見る」というものです。

「単語の意味自体は分かるけれども、長文読解問題の中で見ると途端に何を表しているのかが分からなくなる」

そう感じている受験生がたくさんいます。

何故そのようなことが起こるかというと、入試本番で出る形での練習が足りない、もしくはゼロだからです。

単語帳には必ず例文がついています。その例文の中で実際に使われている形を確認することで、より実戦に近い形で学習することができます。

また、「速読英単語」シリーズや「英検 文で覚える単熟語」シリーズでは、過去に実際に出題された文章が記載されており、その中で単語を覚えていくという構造になっています。

「本物の文脈」に触れ続けることで、試験と同様の形に慣れることができます。

 

上記のようなトレーニングをすることによるもう一つの利点は、単語の意味が分からなかった時の推測力です。

他の文章や前後関係を見ることにより、単語の意味を類推する力がつきます。

単語リストだけを使って学習している場合、「単語の意味が分からないから解けない」という事態に陥りやすくなってしまいます。

しかし、普段から英文に触れていると、「この話の流れならこの単語はこういう意味だ」と推測でき、和訳が湧き上がってくるようになります。

 

「単語だけではなく、例文ごと意味を覚えてしまう」

こうすることにより、長文が苦手なあなたにもきっと光が射すことでしょう。